株取引を成功させる教科書

アメリカの利上げと経済理論、短期的の株について

アメリカでは9月の新規雇用者数が15万人を超えたことから、12月にも利上げが実施される可能性が高いと見られています。通常の経済理論では政策金利の引き上げがあると、短期的に株式が売られることが起こると言われています。金利の引き上げによって、債券などの安定利回りの金融商品の魅力が増すからです。したがって、アメリカでは12月に利上げが実施されると、株式市場が大きく調整をすることが考えられます。しかし、アメリカの株式市場が短期的に下落をした局面では、アメリカ株を購入するには良いタイミングになる可能性があります。アメリカで利上げが行われるということは、景気が良いことを反映していると言えます。そのため、アメリカ経済は長期的に高景気がを続くことが予想されます。経済が良いのであれば、株式市場が調整しても再び価格が元に戻っていくために株価が安い局面では積極的に買いを実行したいところです。一方、日本の株式市場は年初から軟調な地合いが続いていますが、アメリカの利上げをきっかけとして再び上昇する可能性もあると考えます。アメリカで利上げが実施をされると、為替市場では円安が進むことが期待できます。為替が円安傾向となると、日本の輸出銘柄を中心に価格が上昇していく可能性が高まります。したがって、アメリカの利上げ時に日本の株式市場も同時に連れ安をする局面では、買いを行うのも手となります。為替市場が円安傾向となれば、再び海外投資家が日本市場へ資産を振り向けてくることが考えられるからです。そのため、今はキャッシュポジションを厚くしておき、アメリカの利上げ後の調整相場で買い出動ができる資金を確保しておくことが重要となっています。