株取引を成功させる教科書

ファーストライフと三井造船の株の値動きについて

日本経済は一時期の日本銀行の経済政策があまり芳しくなく、一時期好転した景気がまた落ち込んでいるという傾向がみられるものです。半面、国内の景気は大手企業の賃金が上昇したことなどから多少回復し、これまで買い控えていた消費者が購買行動にせ局的になる傾向がみられます。
この現象はファーストライフと三井造船の株価を比較すると非常に明確です。ファーストライフは国内で住宅を販売している会社ですが、その株価は上昇しています。これは今まで不景気で住宅の購入を控えていた人々が景気の好転、賃金の上昇、および住宅ローンの金利の低下などにより家を買いやすくなったため、業績が回復して好調となっているからです。
一方、三井造船は主として国内向けの船を製造することも多く、円安により原材料の鉄鋼の価格が上昇したことなどにより製造コストがこれまでよりも余分にかかっていることや、近年の為替レートの不安定さなどにより製造した船の売却益が低下していることなどからその業績は落ち込んでおり、株価も下落してしまっています。
両社の違いはファーストライフが国内向けの住宅販売業であること、そして三井造船は海外から材料を輸入し船舶を製造する造船業であるということです。その為、現在の日本では様々な経済対策で国内産業は潤ってきているが、海外の貿易に関しては非常に不透明な状況で有るということになります。
但し、住宅の購入は最近の景気の状態からいうと再度住宅ローンの金利が上昇したり、材料が高騰するというリスクも有るため、現在契約してしまう方が良いという考えで購入している人も少なくありません。その為、両社の現在の経営状態や株価の推移についてはまだまだ不確定要素が多いことが分かります。