株取引を成功させる教科書

年初から下落し底値圏で推移するNEC株の行方

証券コード6701日本電気(NEC)は、1899年明治32年の設立で1949年の上場と歴史が古く、国内の通信、インフラ設備、IT関t事業を展開する大手企業です。
1999年から2000年のITバブルに乗じてNECの株価は急騰し、2000年7月には上場来高値3450円とわずか1年の間に株価を約4.5倍に上げ、そこから右肩下がりの相場を現在まで16年間続けています。
2008年のアメリカのリーマンブラザーズ(投資銀行)の破たんや東北地方に未曽有の被害をもたらした東日本大震災などが株価に与えた影響は大きく、2012年7月には96円まで価格を下げましたが、2012年末の政権交代を機に一気に値を上げ、2015年には430円にまで株価は回復、350円付近から430円付近での推移を繰り返し、2012年の取引を終えています。
2016年初からは、日本株全体が下落基調となり、それに伴いNEC株も値を下げ、6月には221円の年初来安値を更新、現在は240円付近から270円付近を上下する攻防となっています。
この銘柄の抱える問題として売り上げの減少であり、2年連続減収で、同社の展開する事業が市場において競争が激化しており、利益率をも圧迫するリスクを含み、自然災害などの影響を大きく受けることが業績悪化に直結しているということです。
2016年初から220円台まで下げた株価は現在まで上下しながらほぼ同じ相場展開で、月足のチャートで値を上げ下げしていおり短期的な予想がしやすい銘柄となっています。
本格的な回復は財務改善が伴うのと、現在の日経平均水位が比較的高値圏であることから、中長期での株価上昇の期待値は低いと考えられます。